デジタル大辞泉 「喉頭蓋」の意味・読み・例文・類語 こうとう‐がい【喉頭蓋】 喉頭の入り口を覆う、ふた状のもの。舌根のすぐ後ろにある高まりで、飲食物が食道へ行くように喉頭をふさぐ。会厭ええん。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「喉頭蓋」の意味・わかりやすい解説 喉頭蓋こうとうがい 喉頭腔(くう)の上方にある喉頭口に位置する器官で、会厭(ええん)ともいう。喉頭蓋は喉頭口の前壁からさじのような形で後上方に突出する弾性軟骨で、軟骨下部は細くなり、甲状軟骨の正中部後面に付着している。嚥下(えんげ)の際には喉頭口の蓋(ふた)となる。[嶋井和世][参照項目] | 喉頭 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「喉頭蓋」の意味・わかりやすい解説 喉頭蓋こうとうがいepiglottis 喉頭口の前部にあり,食物を飲込むとき喉頭口をふさいで気管に入らないような働きをする舌状の突出物。内部に喉頭蓋軟骨を含んでいて,弾力性がある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報