喚起因子(読み)かんきいんし(英語表記)evocator

翻訳|evocator

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「喚起因子」の意味・わかりやすい解説

喚起因子
かんきいんし
evocator

喚起源ともいう。動物の初期発生で,オルガナイザーの誘導作用を起させる基になるもの。喚起因子は,正常発生においてはオルガナイザーから外胚葉に働くが,他の部域では不活性状態にあり,種々の処理活性化されると考えられている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android