喜多村政方(読み)きたむら まさかた

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「喜多村政方」の解説

喜多村政方 きたむら-まさかた

1682-1729 江戸時代中期の武士,兵法家。
天和(てんな)2年生まれ。建部綾足(たけべ-あやたり)の父。陸奥(むつ)弘前(ひろさき)藩(青森県)家老。母鶴(山鹿素行の娘)に四書五経をまなぶ。藩主津軽信寿(のぶひさ)から藩史「津軽一統志」編修の命をうけたが,未完のまま享保(きょうほう)14年2月1日死去。48歳。通称は平十郎,のち監物,校尉。号は間雲堂,耕道。著作に「兵機全集」「山鹿誌」「間雲堂詩集」ほか。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android