嘆声・歎声(読み)たんせい

精選版 日本国語大辞典 「嘆声・歎声」の意味・読み・例文・類語

たん‐せい【嘆声・歎声】

〘名〙
① なげきの余り発する声。嘆息
※中外商業新報‐明治三六年(1903)一〇月二七日「時に或は教育なくもがなの嘆声を発せしむることなきにあらず」 〔芸牕私志〕
② 感心してあげる声。また、ある感情をこめた声。
大道無門(1926)〈里見弴反射「『うまい!』と思はず嘆声(タンセイ)を放ったが」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android