早歌(そうが)(宴曲)の曲名。賀部に属する代表曲。《撰要目録》に作者名の記載はないが,明空(みようくう)の作詞,作曲によるといわれる。1301年(正安3)以前に成立の《宴曲集》巻二に所収。譜本は,尊経閣文庫,横道万里雄,神宮文庫などが所蔵。また三千院蔵の《宴曲集》巻一の追加二丁分の中にも所収される。〈嘉辰令月の曇り無き〉の句で始まり,優曇(うどん),浜木綿(はまゆう),浜荻,尾上の松や,玉津島,熊野,伊勢,高砂など,めでたい植物や地名がおりこまれている。比較的短い曲だが,漢文,散文,韻文が混交した変化に富む文体である。〈乙〉と称する高音域で,はなやかに歌い出し,全曲を通じて,四拍子から成る只地(ただじ)のリズムを基礎として,サクサクと歌われたものと考えられる。
執筆者:蒲生 美津子
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...
1/28 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
1/16 デジタル大辞泉プラスを更新
1/16 デジタル大辞泉を更新
12/10 小学館の図鑑NEO[新版]魚を追加
10/17 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典を更新