器用肌(読み)きようはだ

精選版 日本国語大辞典 「器用肌」の意味・読み・例文・類語

きよう‐はだ【器用肌】

  1. 〘 名詞 〙 器用な素質。ものの役に立つ気立て。物に巧みな性質
    1. [初出の実例]「器用はだ有。はだへたをまず目まじろがずとは勇者のふるまひとぞ」(出典:俳諧・類船集(1676)波)
    2. 「諸芸もなかなか素人の、業とは言はれぬ器用肌(キヨウハダ)」(出典人情本・清談松の調(1840‐41)初)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android