デジタル大辞泉
「囚」の意味・読み・例文・類語
しゅう〔シウ〕【囚】
1 とらわれること。また、その者。捕虜。とりこ。
2 獄舎にとらわれた者。囚人。罪人。めしゅうど。
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とらわ・れる とらはれる【囚】
〘自ラ下一〙 とらは・る 〘自ラ下二〙
① とらえられる。つかまえられる。つかまる。
※
書紀(720)垂仁五年一〇月(熱田本訓)「何ぞ面
(みつから)縛
(トラハルル)ことを得んと云ふ」
しゅう シウ【囚】
〘名〙
① とらわれること。また、とらえること。〔
史記‐殷本紀〕
※
続日本紀‐天平三年(731)一一月辛酉「聞
二囚等悲吟叫呼之声
一」 〔
書経‐
多方〕
とらわれ とらはれ【囚】
〘名〙 (
動詞「とらわれる(囚)」の
連用形の
名詞化) とらえられること。とらえられて、捕虜・囚人となること。また、その人。〔韻字集(1104‐10)〕
※
太平記(14C後)三九「楚の囚
(トラハレ)を許されさせ給て」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報