出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
1941年1月アメリカ大統領F.D.ローズヴェルトが議会への教書で述べたもの。彼は四つの基本的な人間的自由,すなわち,(1)言論と意志表明の自由,(2)信教の自由,(3)欠乏からの自由,および(4)(侵略などの)恐怖からの自由,が全世界で実現されることへの希望を表明した。なお,この考えは大西洋憲章にも採り入れられ,日本国憲法にも影響を与えた。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
アメリカの第32代大統領F・D・ルーズベルトが、1941年1月6日の年頭教書で述べた内容で、「言論および表現の自由、信仰の自由、欠乏からの自由、恐怖からの自由」のことをいう。これは、将来の世界像の基礎となるべきものとして提示され、年頭教書においては、これらの目的のためにアメリカがファシズム諸国の侵略に対する「民主主義の兵器廠(しょう)」となるべきことが強調された。
[藤本 博]
…ことに40年ドイツが勝利を重ね,日本の動きも活発になるに従い,これらの国々への姿勢も厳しくなっていった。41年1月ローズベルトは年頭教書において,言論・表現の自由,神を敬う自由,欠乏からの自由,恐怖からの自由という〈四つの自由〉を〈戦うに値する事物〉と説くと同時に,デモクラシーの兵器廠となることを宣言した。3月武器援助を可能とする武器貸与法が成立し,イギリスとの協力関係も軍事作戦の面で密接になっていった。…
※「四つの自由」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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