四人懸(読み)よにんがかり

精選版 日本国語大辞典 「四人懸」の意味・読み・例文・類語

よにん‐がかり【四人懸】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ある物事を、四人で力を合わせて行なうこと。四人でとりかかること。
  3. 特に、駕籠を四人でかつぐこと。また、その駕籠。四枚肩(しまいがた)。よにんまわし。
    1. [初出の実例]「科なき身にもしのび駕籠、四人懸(ガカ)りに乗りさまに」(出典:浮世草子好色一代男(1682)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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