四本懸・四本掛(読み)しほんがかり

精選版 日本国語大辞典 「四本懸・四本掛」の意味・読み・例文・類語

しほん‐がかり【四本懸・四本掛】

〘名〙 蹴鞠(しゅうきく)を行なう庭の四隅に植える四種の木。また、その庭。乾(いぬい)(=北西)の松、坤(ひつじさる)(=南西)の楓、巽(たつみ)(=南東)の柳、艮(うしとら)(=北東)の桜の四本。
庭訓往来(1394‐1428頃)「東面者、搆蹴鞠之坪、被四本懸

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