四角張る(読み)シカクバル

デジタル大辞泉 「四角張る」の意味・読み・例文・類語

しかく‐ば・る【四角張る】

[動ラ五(四)]
四角形をなす。かどばる。「―・った顔」
改まったり緊張したりして、堅苦しい態度をとる。「そう―・らずに楽にしなさい」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「四角張る」の意味・読み・例文・類語

しかく‐ば・る【四角張】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙
  2. ものの形や様子がかどばる。かどだつ。かくばる。
    1. [初出の実例]「四角(シカク)ばった字がある」(出典:西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉八)
  3. かたくるしい様子をする。まじめくさった態度をとる。
    1. [初出の実例]「四角ばる息子は茶屋で丸く成り」(出典:雑俳・柳多留‐六九(1817))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android