四過(読み)よつすぎ

精選版 日本国語大辞典 「四過」の意味・読み・例文・類語

よつ‐すぎ【四過】

〘名〙
① 午後一〇時すぎ。また、午前一〇時すぎ。
※浮世草子・万の文反古(1696)一「大晦日の四つ過(スギ)百目の所へ二十五匁づつ」
② (午前一〇時すぎの意から) 衣服などのまだあまり古くなっていないこと。
黄表紙江戸生艷気樺焼(1785)下「まだ四つ過の緋縮緬

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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