回持(読み)まわりもち

精選版 日本国語大辞典 「回持」の意味・読み・例文・類語

まわり‐もち まはり‥【回持】

〘名〙
順番に受けもつこと。回り番輪番
※清原宣賢式目抄(1534)四六条「任限すきて前国司は退、新国司は赴く。替目の事也。これを以て、まはりもちの寺社なとも、これに准して知へき為の法也」
② めぐりめぐって自分のものになること。
浮世草子武家義理物語(1688)一「三貫文は世にとどまりて、人のまはり持(モチ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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