因果覿面(読み)インガテキメン

デジタル大辞泉 「因果覿面」の意味・読み・例文・類語

いんが‐てきめん〔イングワ‐〕【因果×覿面】

悪事の報いとしての悪い結果がすぐに目の前に現れること。因果歴然。

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精選版 日本国語大辞典 「因果覿面」の意味・読み・例文・類語

いんが‐てきめんイングヮ‥【因果覿面】

  1. 〘 名詞 〙 悪事の報いがすぐさま眼前に現われること。因果歴然。
    1. [初出の実例]「因果覿靦(イングヮテキメン)積悪の報(むくひ)の程はしりつらん」(出典:読本椿説弓張月(1807‐11)前)

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四字熟語を知る辞典 「因果覿面」の解説

因果覿面

悪事の報いがすぐさま眼前にあらわれること。

[使用例] 身のとがとなりくだもののぬすみぐい 縄につながる因果てきめん[仮名垣魯文西洋道中膝栗毛|1870~76]

[解説] 「覿面」は目の前。

[類語] いんれきぜん

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