団体(読み)ダンタイ

デジタル大辞泉 「団体」の意味・読み・例文・類語

だん‐たい【団体】

ある目的のために、人々が集まって一つのまとまりとなったもの。「団体で見学する」「団体旅行」「団体割引」
二人以上の者が共同の目的を達成するために結合した集団法人政党など。「政治団体」「宗教団体
団体競技」「団体戦」の略。→個人3
[類語](1集団一団一行いっこうグループサークルパーティーチームクラブサロン/(2組織結社法人組合連盟協会ユニオンソサエティーアソシエーション

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「団体」の意味・読み・例文・類語

だん‐たい【団体】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 多くの者が集まって一つの仲間となったもの。くみ。むれ。
    1. [初出の実例]「愛国心といふは蓋し愛郷心の団体(ダンタイ)の外ならずと説きかけられし時」(出典:春迺屋漫筆(1891)〈坪内逍遙〉壱円紙幣の履歴ばなし)
    2. 「大社詣の客が二タ組三組と団体で来る」(出典:プラトニック・ラヴ(1926)〈志賀直哉〉)
  3. 共通の目的を持った者が、意識的に結合した集団。法人・政党など。
    1. [初出の実例]「官公衙学校社寺協会会社其の他団体に於て」(出典:著作権法(明治三二年)(1899)六条)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「団体」の読み・字形・画数・意味

【団体】だんたい

集団。

字通「団」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android