団十郎(読み)ダンジュウロウ

デジタル大辞泉 「団十郎」の意味・読み・例文・類語

だんじゅうろう〔ダンジフラウ〕【団十郎】

市川団十郎いちかわだんじゅうろう
代々市川団十郎荒事を得意としたところから》荒っぽいこと。
「―で出ましたと母くろう」〈柳多留・一七〉

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精選版 日本国語大辞典 「団十郎」の意味・読み・例文・類語

だんじゅうろう ダンジフラウ【団十郎】

[2] 〘名〙
① (市川団十郎の家は代々荒事を得意としたところから) 乱暴なこと。荒々しいこと。また、あばれっ子。団十。
※雑俳・柳多留‐一七(1782)「団十郎で出ましたと母くろう」
② めくりカルタの出来役の名。また、青札の一のことともいう。
※雑俳・柳籠裏(1783‐86)二月一八日「けちなよみ団十郎が十弐文」

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百科事典マイペディア 「団十郎」の意味・わかりやすい解説

団十郎【だんじゅうろう】

市川團十郎

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