固体中におけるイオンにかかわるあらゆる現象を論じる分野.“固体エレクトロニクス”に対応する名称として,1972年に高橋武彦が提案した.固体内のイオン輸送現象にかかわる物理学,化学,あるいは材料科学を広く包括する.固体でありながらもっぱらイオンによって電気を導く物質である固体電解質を中心に進展してきた.近年では,イオンとともに電子や正孔も電気伝導に関与する混合導電体も大きな役割を占めるようになっている.固体イオニクスは,イオン伝導機構の解明などの基礎研究から,対象物質を用いた電池やセンサーの開発などの応用研究まで,幅広い分野の研究を扱う.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新