固太り(読み)カタブトリ

デジタル大辞泉 「固太り」の意味・読み・例文・類語

かた‐ぶとり【固太り/固肥り】

[名・形動]太って肉づきが固く締まっていること。また、そういう人や、そのさま。「―で健康そうな子供」
[類語]肥満でぶでぶっちょ小太り太りじし太っちょ横太り中年太り水太り酒太り脂肪太り着太り鮟鱇あんこでっぷりぶくぶくぶよぶよ丸丸ころころぽってりぽっちゃりぽちゃぽちゃふっくらふくよか豊満グラマー恰幅かっぷくむっちりむちむち肥える太る福福しいふくらかもちもち丸ぽちゃぼってりでぶでぶずんぐりずんぐりむっくり布袋ほてい太鼓腹寸胴ずんどう太め三段腹段腹ビヤ樽

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精選版 日本国語大辞典 「固太り」の意味・読み・例文・類語

かた‐ぶとり【固太・堅肥】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 太ってはいるが、肉づきがかたくしまっていること。また、その人や、そのさま。
    1. [初出の実例]「花足袋漸っとはかす子の堅肥り」(出典:雑俳・歌羅衣(1834‐44)五)
    2. 「冷やかに小柄で堅肥りな愛子を激しく見据ゑた」(出典:或る女(1919)〈有島武郎〉後)

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