国上臈(読み)くにじょうろう

精選版 日本国語大辞典 「国上臈」の意味・読み・例文・類語

くに‐じょうろう ‥ジャウラフ【国上臈】

〘名〙 江戸時代、国もとに置かれた大名側室江戸に在住した正室と区別していう。国御前。くにじょろう。
浮世草子好色一代女(1686)一「此方のぞみの通万事を定めて済ける是を国上臈(クニじゃうラウ)といへり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android