国器(読み)こっき

精選版 日本国語大辞典 「国器」の意味・読み・例文・類語

こっ‐き コク‥【国器】

〘名〙 国政を執るのに足る器量。また、その器量のある人。
※凌雲集(814)別諸友入唐〈賀陽豊年〉「数君為国器、万里渉長流
信長記(1622)一一国主は人の賢愚剛弱〈略〉国器(コクキ)大小等よく知って」 〔史記‐晉世家〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「国器」の読み・字形・画数・意味

【国器】こくき

国家的人物。〔史記、晋世家〕楚の將子玉怒りて曰く、~重耳の言は不孫なり。~ふ之れをさんと。王曰く、晉の子(重耳)は賢にして、外に困(くる)しむこと久し。從は皆國なり。此れ天の置くなり。庸(なん)ぞすべけんや~と。

字通「国」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android