国土の費(読み)こくどのついえ

精選版 日本国語大辞典 「国土の費」の意味・読み・例文・類語

こくど【国土】 の 費(ついえ)

(イ) 令制下の国の消耗
宮寺縁事抄‐筥崎・文治二年(1186)八月一五日・中原師尚勘文案「是且致優民国土之費
(ロ) この上ない出費冗費
浮世草子日本永代蔵(1688)五「火喰鳥の卵一つ、判金壱枚にて買て是を復させ、炭を喰事疑なし。いかに珍敷とて此買置国土(コクド)の費(ツヰヘ)なり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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