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国権論 【こっけんろん】
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世界大百科事典 第2版の解説-
こっけんろん【国権論】
明治前半期の政治思想用語。国権主義と同一に用いられる。国権とは国家の権力または国家の統治権を意味するが,明治維新後,〈民権〉の語とともに,これに対抗する形で登場した。また,内治派に対して国権派などとも使用された。民権論が,人民の権利や自由が保障されて初めて国家の権力が強化・伸張される,としたのに対して,国権論は,国家の権力が強化されてこそ人民の権利や自由が保たれる,と主張するものである。しかし,国権論と民権論は必ずしも図式的に明分した形で展開されたわけではなかった。 -
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百科事典マイペディアの解説-
国権論【こっけんろん】
明治前半期の政治思想用語。〈民権〉の対語で,国家の権力(国権)が強化されてこそ人民の権利・自由(民権)が保たれると主張。内政では人民の基本的権利抑制,対外的には欧米との不平等条約解消,征韓論などとして現れる。
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デジタル大辞泉の解説-
こっけん‐ろん 〔コクケン‐〕 【国権論】
明治初期から中期にかけて、民権論に対し、国家の独立・維持を第一義とした思潮。不平等条約の改正という国民的課題をかかえる状況の中で広く支持され、やがて国家主義や対外膨張主義へと傾いていった。
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大辞林 第三版の解説-
こっけんろん【国権論】
国家権力の対外的独立と確立を主張する論。明治期,不平等条約の改正などをめざして,民権論と関連しつつ主張された。日清戦争後は国家の対外的拡張に重点が移り,国家主義・日本主義へと傾斜していった。
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