国立電波天文台(読み)こくりつでんぱてんもんだい

世界大百科事典(旧版)内の国立電波天文台の言及

【天文台】より

…当初ハワイ大学の2.2mと二つの小望遠鏡が置かれただけだったのが,79年にはNASA(ナサ)(アメリカ航空宇宙局)の3m赤外線望遠鏡とカナダ,フランス,ハワイ大学連合の3.6m反射望遠鏡,80年にはイギリスの3.8m赤外線望遠鏡が設置された。80年代の後半にはさらに,カリフォルニア工科大学の10mサブミリ波用,イギリス,オランダ連合の15mミリ波用,カリフォルニア大学の10m可視赤外線用,そして90年代にはアメリカ国立電波天文台の25mミリ波用の各望遠鏡の建設が予定されている。 以上のほかの著名なアメリカの天文台としては,惑星観測の歴史を誇るローエル天文台(1894創設),世界最大の口径1mの屈折望遠鏡(1897完成)をもつヤーキス天文台,このヤーキス天文台の台長であったG.E.ヘールが1904年初めて西部に創設したウィルソン山天文台(2.5m反射が主要望遠鏡)などを欠かすことはできない。…

※「国立電波天文台」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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