国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)(英語表記)United Nations Economic and Social Commission for Asia and the Pacific

山川 世界史小辞典 改訂新版 の解説

国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)(こくれんアジアたいへいようけいざいしゃかいいいんかい)
United Nations Economic and Social Commission for Asia and the Pacific

1947年に国連経済社会理事会の下部機関として設立された国連アジア極東経済委員会(ECAFE(エカフェ))が,太平洋地域加盟国の増加および社会開発問題の重要性の増大を受けて74年に改名した機関。本部タイバンコクにある。国際連合の五つの地域経済委員会のうちヨーロッパ経済委員会(ECE)とならんで古く,管轄領域は世界の半分以上の人口を擁している。域内加盟国間の経済社会問題の討議,各種の技術的助言,発展のための諸計画の立案などが主な活動である。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

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