国連資本開発基金(読み)こくれんしほんかいはつききん(英語表記)United Nations Capital Development Fund; UNCDF

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「国連資本開発基金」の意味・わかりやすい解説

国連資本開発基金
こくれんしほんかいはつききん
United Nations Capital Development Fund; UNCDF

第 21回国連総会決議により 1966年に設立された国連開発計画 (UNDP) の付属機関。発展途上国,特に後発開発途上国に対する無利子または低利融資で,他の金融支援を補完するものとなっている。対象事業は,小規模の生産基盤,社会基盤が中心で,農業関連のものが多くなっている。その財源は,おもに UNDP加盟各国の自発的拠出金による。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android