国道三六号(読み)こくどうさんじゆうろくごう

日本歴史地名大系 「国道三六号」の解説

国道三六号
こくどうさんじゆうろくごう

札幌市と室蘭市を結ぶ一般国道。室蘭国道と通称される。苫小牧―室蘭間は国道二三五号と重複し、実延長一三三・七キロ。札幌市から北広島市・恵庭市・千歳市・登別市・苫小牧市を経て室蘭市中央ちゆうおう町三丁目に至る。明治六年(一八七三)に開通した札幌本道前身とする。同一六年札幌―室蘭間が国道三等とされた。同一八年には国道四二号の一部(室蘭―札幌間)となり、同二八年には鷲別わしべつ(現登別市)―室蘭間が仮定県道となった(道庁令第二九号)。明治四〇年岩見沢経由の室蘭―旭川間が東京から旭川の第七師団に達する路線として国道四三号とされたことにより(内務省告示第五八号)、現国道三六号の前身である室蘭―苫小牧間が国道四三号の一部となり、苫小牧―札幌間は一般道となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android