山川 世界史小辞典 改訂新版 の解説
国際復興開発銀行(IBRD)(こくさいふっこうかいはつぎんこう)
International Bank for Reconstruction and Development
世界銀行ともいう。ブレトン・ウッズ協定により1946年に設置された国際機関で,国際通貨基金の姉妹機関。国際連合の専門機関の一つでもある。第二次世界大戦の被害からの復興と,開発途上国の開発のため長期資金の供給を目的としたもの。現在では国際開発協会(IDA)や国際金融公社(IFC)などとともに世界銀行グループを構成し,世界最大の開発援助機関になっている。加盟国は2006年までに184カ国で,日本は1952年に加盟。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報