国際船舶登録制度(読み)こくさいせんぱくとうろくせいど

百科事典マイペディア 「国際船舶登録制度」の意味・わかりやすい解説

国際船舶登録制度【こくさいせんぱくとうろくせいど】

一定の日本国籍船を維持するため,国際航海を主目的として登録した日本籍船に税制面などで優遇を与え,その保有コストを外国船並にする制度外航海運は,構造不況円高影響空洞化が生じている。外国船籍が増えれば,有事の際の貨物輸送に障害が生じる。このため諸外国にも同様な制度があり,日本も1966年4月から一部導入した。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android