国際青年年(読み)こくさいせいねんねん(英語表記)International Youth Year

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「国際青年年」の意味・わかりやすい解説

国際青年年
こくさいせいねんねん
International Youth Year

1985年がそれに当たる。国際社会の発展に向けた青年役割意義についての認識を高めるため,79年の第 34回国連総会で定められた。テーマは参加・開発・平和。 21世紀に向けて青年人口 (国連統計上 15~24歳) が増加する中で,彼らがさまざまな問題に直面するとともに,人類社会の将来にとって彼らの果たす役割がきわめて重要になるという認識がその背景にある。青年に対する指導者および世論の認識の向上,開発と平和達成のために青年と彼らの団体の社会参加の促進,青年に平和と相互尊敬・理解の理念を普及させることなどを目標として設定された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android