園基氏(読み)その もとうじ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「園基氏」の解説

園基氏 その-もとうじ

1211-1282 鎌倉時代公卿(くぎょう),華道家。
建暦(けんりゃく)元年生まれ。持明院基家の3男。分家して園姓を名のる。寛喜(かんぎ)3年参議,皇后宮権(ごんの)大夫をかね,正三位にいたる。挿花の青山流をひらいた。弘安(こうあん)5年11月18日死去。72歳。初名は家教。号は楽山。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典 「園基氏」の解説

園基氏

没年:弘安5.11.18(1282.12.19)
生年:建暦1(1211)
鎌倉中期の公卿。園家の祖。中納言持明院基家の3男。母は舞女阿古。異母姉北白河院後堀河天皇生母。寛喜3(1231)年参議,翌年検非違使別当となるが,文暦1(1234)年後堀河上皇の死をいたみ出家した。

(土谷恵)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android