土合駅(読み)どあいえき

知恵蔵mini 「土合駅」の解説

土合駅

群馬県みなかみ町、谷川岳のふもとに位置するJR上越線の駅。登山客らが利用する駅として知られる。下りホームが地下約80メートルのトンネル内にあり、462段の階段を降りなければたどり着くことができない。鉄道ファンの間では「日本一のモグラ駅」と呼ばれ、その珍しさからも人気を集めている。1985年に無人化されたが、地元住民と観光客の交流の場をつくる目的で、使われなくなっていた駅務室を利用した喫茶店「mogura(もぐら)」が20年8月に開業した。以前の切符売り場はカウンター客席として使われ、古い掲示や黒板なども残されて、往時のままの雰囲気となっている。

(2020-8-20)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android