土屋 義郎(読み)ツチヤ ギロウ

20世紀日本人名事典 「土屋 義郎」の解説

土屋 義郎
ツチヤ ギロウ

大正・昭和期の洋画家 山梨美術協会名誉会長。



生年
明治33(1900)年3月25日

没年
平成3(1991)年9月18日

出生地
山梨県

学歴〔年〕
山梨師範学校卒

経歴
画家岸田劉生や木村荘八に画を学び、大正11年岸田らが主宰する草土社展に入選したのをきっかけに上京。以来、春陽会展などに作品を出展し、昭和22年同会会員に推された。昭和12年同郷の画家・望月春江らとともに山梨美術協会を結成戦後は山梨県に帰り、同会長や同名誉会長を歴任した。作品に「あざみ」「ざくろ」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「土屋 義郎」の解説

土屋義郎 つちや-ぎろう

1900-1991 大正-昭和時代の洋画家。
明治33年3月25日生まれ。岸田劉生にまなぶ。大正11年草土社展入選を機に上京,以後春陽会展などに出品。昭和12年望月春江らと山梨美術協会を結成,戦後は郷里山梨県にあって,同会長をつとめた。平成3年9月18日死去。91歳。山梨師範卒。作品に「あざみ」「ざくろ」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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