土屋安親(初代)(読み)つちや やすちか

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「土屋安親(初代)」の解説

土屋安親(初代) つちや-やすちか

1670-1744 江戸時代前期-中期の装剣金工。
寛文10年生まれ。生地出羽(でわ)庄内(山形県)の佐藤珍久(よしひさ)に師事し,元禄(げんろく)16年江戸にでて奈良辰政に入門。作品は鐔(つば),小柄(こづか),縁頭(ふちがしら),目貫(めぬき)などにおよび,奈良利寿(としなが),杉浦乗意(じょうい)とともに奈良三作といわれた。延享元年9月27日死去。75歳。通称は弥五八。号は東雨(とうう)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android