土瓶割(読み)ドビンワリ

デジタル大辞泉 「土瓶割」の意味・読み・例文・類語

どびん‐わり【土瓶割】

クワエダシャク幼虫クワの木の枝に似るので、まちがえて土瓶をかけ、落として割るところからの名。

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精選版 日本国語大辞典 「土瓶割」の意味・読み・例文・類語

どびん‐わり【土瓶割】

〘名〙 クワエダシャクの幼虫の俗称。クワの木につく害虫で、枝について体を伸ばして静止すると枝と見分けにくく、畑仕事農夫がまちがえて土瓶をかけて落として割ることがあるところからこの名があるという。《季・夏》

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