土用餠(読み)どようもち

精選版 日本国語大辞典 「土用餠」の意味・読み・例文・類語

どよう‐もち【土用餠】

〘名〙 土用節物としてついた餠。砂糖小豆を入れた餠や朴(ほお)の葉や笹の葉に包むものもある。元気がつき、暑気あたりを防ぐという。《季・夏》
俳諧・正風彦根躰(1712)第三「土用餠腹で広がる雲の峰〈菊阿〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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