圧制(読み)アッセイ

デジタル大辞泉 「圧制」の意味・読み・例文・類語

あっ‐せい【圧制】

[名・形動]権力などを使って、他の者の言動を押さえつけたり、人に強制したりすること。また、そのさま。
「そんな―ななこうどはないわ」〈蘆花思出の記
[類語]抑圧弾圧威圧強圧暴圧圧迫封建的封建主義保守的コンサバティブ前近代的守旧守旧派家父長制威圧的強圧的高圧的権威主義独裁的全体主義

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「圧制」の意味・読み・例文・類語

あっ‐せい【圧制】

〘名〙 (形動) 権威、権力、または暴力などによって人の言動を束縛したり、人に強制したりすること。また、そのさま。
文明論概略(1875)〈福沢諭吉〉四「貴族を圧制するの端を開きたり」
※思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉九「『其様(そん)な圧制な媒(なかうど)は無いわ』と鈴江君は笑った」

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