圧力管型原子炉(読み)アツリョクカンガタゲンシロ

デジタル大辞泉 「圧力管型原子炉」の意味・読み・例文・類語

あつりょくかんがた‐げんしろ〔アツリヨククワンがた‐〕【圧力管型原子炉】

燃料集合体を圧力管(チャンネル)と呼ばれる細長い管の中に装塡し、その管の中で冷却材を循環させて熱を取り出す仕組みの原子炉カナダ型重水炉CANDU炉)、ロシア黒鉛減速沸騰軽水圧力管型原子炉RBMK)、日本の新型転換炉ふげんなどが採用

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の圧力管型原子炉の言及

【原子炉】より

…日本原子力研究所にあるJRR‐4や,安全性研究炉NSRRなど多くの研究炉がこの型である。圧力管型原子炉減速材がカランドリアタンクに入っており,このタンクを圧力管と呼ばれる管が多数貫通している。この中に燃料要素を入れ,冷却材を流している原子炉。…

※「圧力管型原子炉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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