在り香(読み)アリカ

デジタル大辞泉 「在り香」の意味・読み・例文・類語

あり‐か【在り香】

よいにおい。香り。
五月闇さつきやみ花たちばなの―をば風のつてにぞ空に知りける」〈俊忠集〉
嫌なにおい。臭気
「夜の宿り―ことにして」〈東関紀行
体臭わきが。
「おのづから―などある人」〈伽・乳母草子

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android