在留特別許可(読み)ザイリュウトクベツキョカ

デジタル大辞泉 「在留特別許可」の意味・読み・例文・類語

ざいりゅう‐とくべつきょか〔ザイリウ‐〕【在留特別許可】

日本不法滞在・残留している外国人に対して、法務大臣が特別に在留資格を与えること。またその制度入国管理法第50条に規定される法務大臣の裁量処分在留を希望する理由家族状況、日本での生活歴、人道的な配慮必要性などを総合的に勘案して判断される。在特

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共同通信ニュース用語解説 「在留特別許可」の解説

在留特別許可

強制送還の対象となる外国人に、法相が裁量で在留を認める制度。外国人が強制送還に異議を申し出た段階可否を判断していたが、昨年6月に成立し、今後施行される改正入管難民法で申請制に改めた。出入国在留管理庁は今月5日、特別許可を判断する考慮事情を明確化したガイドライン公表。地域社会への定着や子どもら家族と生活していることを在留を認める積極要素とした一方、不法滞在の長期化や社会のルール逸脱を消極要素とした。これらの事情を総合的に考慮する。

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