地主権現(読み)ジシュゴンゲン

デジタル大辞泉 「地主権現」の意味・読み・例文・類語

じしゅ‐ごんげん〔ヂシユ‐〕【地主権現】

寺院境内地主じしゅを祭った社。中世以後、京都東山の清水寺のものをさすことが多い。→地主2

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「地主権現」の意味・読み・例文・類語

じしゅ‐ごんげん ヂシュ‥【地主権現】

〘名〙 寺院の境内で、その寺院の守護神としてまつってある神社。また、その祭神。特に、中世以後、京都東山の清水寺のものをさすことが多く、桜の名所としても広く全国的に名高い。じしゅ。
※宇治拾遺(1221頃)五「地主こんけんの申せとさぶらふは」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android