精選版 日本国語大辞典 「地搗唄」の意味・読み・例文・類語
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
日本民謡分類上、仕事唄のなかの一種目で、家屋普請などのおりの地固めに歌われる唄の総称。地固めは土台のあたる部分の地面を搗き固めることであるが、その方法には、(1)櫓(やぐら)を組んで中央に30貫(約112.5キログラム)余りのタコとよばれるおもりをつるし、これに結び付けた綱を16~30人ほどが力をそろえて手繰っては緩め、緩めては手繰ることで行う「櫓胴搗き」と、(2)円盤状の石に綱を放射状に結び付け、これを大ぜいが手繰っては緩め、緩めては手繰ることで地面を固める「亀(かめ)の子搗き」の2種がある。このほか土木普請として、竹刀(しない)で打ち固める「竹刀打ち」、兎(うさぎ)の餅(もち)搗き風の手杵(てぎね)での「千本搗き」、掛矢(かけや)で打ち固める「掛矢打ち」などもある。これらに用いられる唄は、音頭とりが木遣唄(きやりうた)で音頭をとると、囃子詞(はやしことば)のところで他の一同が力を入れることで作業の統合を図る。
[竹内 勉]
自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新