地放・地離(読み)じばなれ

精選版 日本国語大辞典 「地放・地離」の意味・読み・例文・類語

じ‐ばなれ ヂ‥【地放・地離】

〘名〙
地面からはなれて動くこと。
※天理本狂言・膏薬煉(室町末‐近世初)「なんぼうつよひかうやくではないか。むっくりむっくりとぢばなれがした」
地者でなくなること。素人女でなくなること。また、その女。商売女
※雑俳・川傍柳(1780‐83)四「地はなれのした娵むすこ呼気也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android