地方病性変形性骨関節炎(読み)ちほうびょうせいへんけいせいこつかんせつえん

世界大百科事典(旧版)内の地方病性変形性骨関節炎の言及

【カシン=ベック病】より

…1861年東部シベリアでロシアのカシンN.I.Kashinによって発見され,その後ベック夫妻E.V.Beck,A.N.Beckによって詳述された骨変形を起こす疾患で,中国東北地方,朝鮮北部にもみられた地方病。地方病性変形性骨関節炎osteoarthritis deformans endemicaともいう。成長期の子どもの骨端軟骨の変性や関節の腫張などが特徴的な初期の病変で,重症になると,身長の伸びが止まったり,唾液腺上皮細胞の変性,唾液腺ホルモンの分泌異常もひき起こすといわれる。…

※「地方病性変形性骨関節炎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む