地蔵ガ五輪塔(読み)じぞうがつじごりんとう

日本歴史地名大系 「地蔵ガ五輪塔」の解説

地蔵ガ五輪塔
じぞうがつじごりんとう

[現在地名]當麻町大字当麻

当麻たいま寺門前東約四〇〇メートル余の地蔵堂傍らにあり、鎌倉時代の作とみられる。一般には相撲開祖として知られる当麻蹶速の塚といわれるが、享保一七年(一七三二)の当麻氏高田由緒記(大和高田市の堀江家文書)に「麻呂親王四代の孫、当麻八郎為信卿延暦二十四年乙酉八月十四日御年六十六歳にて終り給う。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android