地鳥・地鶏(読み)じどり

精選版 日本国語大辞典 「地鳥・地鶏」の意味・読み・例文・類語

じ‐どり ヂ‥【地鳥・地鶏】

〘名〙 (「じとり」とも)
① 日本在来のニワトリのうち、古いかたちを保つものをいう。
咄本・都鄙談語(1773)矮雞「貴様は何のために地雞(ヂドリ)を飼やる」
② その土地でとらえた鳥。
浮世草子世間胸算用(1692)三「地鳥(ヂトリ)の鴨、いりこ、串貝、いづれ人の内は先さかなかけが目につく物じゃ」
③ その土地産のニワトリ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android