坂上出屋敷村(読み)さかのうえでやしきむら

日本歴史地名大系 「坂上出屋敷村」の解説

坂上出屋敷村
さかのうえでやしきむら

[現在地名]姫路市網干区坂出あぼしくさかで

福井ふくい村の東に位置し、揖東いつとう郡に属する。南に隣接する坂上さかのうえ村の枝郷。寛永三年(一六二六)荒田を開墾し立村したと伝える。初め龍野藩領で、以後領主変遷西脇にしわき村と同じ。寛永一三年の龍野領村々高辻帳(八瀬家文書)では池田輝政による内検地高三八三石余、高三一七石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android