坂上重次郎(初代)(読み)さかがみ じゅうじろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「坂上重次郎(初代)」の解説

坂上重次郎(初代) さかがみ-じゅうじろう

1774-1816 江戸時代後期の陶業家。
安永3年生まれ。享和元年紀伊(きい)和歌山城下の鈴丸丁に開窯し,瑞芝(ずいし)焼(鈴丸焼,滅法谷焼)を創業青木木米(もくべい)をまねき,精巧な青磁を製作した。鈴丸十次郎の銘もみられる。文化13年7月17日死去。43歳。通称は十次郎。号は瑞芝。屋号は岡崎屋。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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