坂口 祐三郎(読み)サカグチ ユウザブロウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「坂口 祐三郎」の解説

坂口 祐三郎
サカグチ ユウザブロウ


職業
俳優

本名
中村 徹(ナカムラ トオル)

別名
別芸名=坂口 徹郎(サカグチ テツロウ)

生年月日
昭和16年 9月3日

出生地
福岡県 久留米市

経歴
昭和35年東映の第8期ニューフェースとして俳優デビュー。42年25歳の時、テレビの特撮時代劇「仮面の忍者赤影」の主人公・赤影を演じ、子どもたちの人気を集めた。その後、時代劇や現代ドラマなどに出演したがチャンスに恵まれず、一時は風俗ライターとして働く。栃木県の日光江戸村やウエスタン村で俳優や演技指導、ディレクターも務めた。平成5年郷里の久留米市に戻り、俳優養成所講師となる。一方、“赤影”の熱烈なファンの地域情報誌編集長・八木義徳との出会いがきっかけで、“赤影”の復活に取り組み、全52話のレーザーディスクを発売。6年CDを発売。7年赤影支援会も結成され、平成版の製作を求める署名活動も行った。同年岐阜・滋賀県観光キャンペーンのポスターに採用され、赤影姿で登場した。他の出演作品に映画「銀玉マサやん」などがある。

没年月日
平成15年 7月13日 (2003年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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