坂名井子縄麻呂(読み)さかないの こつなまろ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「坂名井子縄麻呂」の解説

坂名井子縄麻呂 さかないの-こつなまろ

?-? 平安時代前期の農民
信濃(しなの)(長野県)の人。仁和(にんな)元年(885)辛犬甘秋子(からいぬかいの-あきこ)の家人8人を殺害したとして,勅使に尋問され捕らえられる。この事件で国守橘良基(たちばなの-よしもと)は,子縄麻呂の言い分のみをきいて秋子らを捕らえ,負傷させたことがわかり,譴責(けんせき)をうけた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android