坂本 晴千歌(読み)サカモト ハルチカ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「坂本 晴千歌」の解説

坂本 晴千歌
サカモト ハルチカ


職業
日本舞踊家

本名
安達 尚栄(アダチ ヒサエ)

別名
旧名取名=坂本 晴津音

生年月日
昭和16年 6月21日

経歴
6歳で日本舞踊坂本流に入門。昭和32年名取となり、晴津音の名前を許され、家元内弟子として修行奈良稽古場を開き、門下生育成。45年大阪万博に出演、47年第1回発表会を開催。51年日本舞踊協会パリ公演に参加。54年晴千歌と改名。55年メルボルン国際100年祭に招待出演。63年ベルサイユ祭に奈良市代表として参加、奈良シルクロード博にも出演した。

受賞
京都芸術祭賞〔昭和49年〕地歌「こすの戸」,奈良市観光協会表彰〔平成8年〕

没年月日
平成21年 1月21日 (2009年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android